家出【失踪】の原因と自殺について

 

大切な人が家出(失踪)したとき、残された家族はどうすればいいのか？最悪の事態を想定しながら対処するために家出の原因と自殺の可能性を統計データを元にまとめました。

 

なぜいなくなったの？どうして家出したの？

残された家族、残された人は、思いあたる行き先を考え、いつ帰ってくるのだろうと

心配で心配で苦しくて気が狂いそうですよね。

 

家出(失踪)の原因はなんだったのだろう。

そう思いを巡らせているのではないでしょうか。

 

また9人が殺害された座間事件を思い出した方も多いのではないでしょうか。

 

座間事件の加害者は、TwitterなどのSNSで自殺願望がある被害者に近寄り殺害しました。

ですが、「本当に自殺する気があった被害者はいない」と加害者が述べていたとの報道がありました。

 

ニュースになっていますが、最初に殺害された21歳の女性は2017年8月13日に、はじめて加害者と会ったのです。

 

その8日後。

 

2017年8月21日には殺害された女性の「仕事が嫌になり、友達と住みたくなった。自殺は絶対にしない。一人で生きていけるよう頑張るが、無理なら必ず戻る」という置き手紙が母親によって発見されています。

 

この2017年8月21日から殺害された女性は連絡が取れなくなり、3日後の2017年8月24日には現場となった座間市のアパートから離れた藤沢市の片瀬海岸の公衆トイレから携帯電話が発見されました。

 

加害者は、「2017年8月末に最初に殺害した」と供述しています。

 

この最初に殺害された21歳の女性は、警察に行方不明届(旧:捜索願)が提出されていました。

 

なのに、残念ながら生きた姿で発見されませんでした。

 

遺体となって発見されたのです。

 

この事件では、23歳の被害女性のお兄さんが自ら行動し加害者にたどり着き、検挙に至ったのです。

 

警察は予算と人員が限られていて、行方不明者の発見活動は万全ではありません。

 

ですから、自ら探すことが家出(失踪)した人を救う唯一の方法ともいえます。

 

そして、全力で探したいという方は探偵を選択肢に入れてください。

 

最後に、家出調査の実績が数多くある探偵3社を紹介します。(急いでいる方はスクロールしてください。)

 

家出(失踪)の原因と自殺について

警察の資料によると、行方不明の原因は、疾病関係、家族関係、事業・職業関係の順で多くなっています。

*その他は遊び癖や放浪癖等。

引用 : 警察庁生活安全局人身安全・少年課の令和3年における行方不明者の状況の資料より

 

子供の家出の原因と理由は？

子供の家出理由は、

• 親がうるさい
• 夫婦げんかを見たくない
• いじめから逃げたい
• 成績が悪くて
• 受験に失敗して
• 友達と遊びたい
• 好きな人と一緒にいたい

など

子供は大人の家出とは違い、覚悟して家出をするわけではありません。

幼さゆえ、家出した後に何が起こるのかわかっていません。

 

辛い状況から逃げ出したい。

親に自分のことをわかって欲しい。探して欲しい。

 

そう子供の家出は、自分を助けて欲しいという心の叫びです。

 

すぐ行方不明届(旧:捜索願)を出し、あなたも心当たりを探し見つけ出してあげてください。

お子さんは帰る勇気がないから探して欲しい、迎えに来て欲しいと思っています。

時間が経たないうちに、少しでも早く見つけ出してあげてください。

男の子でも女の子でも、事件や犯罪に巻き込まれる可能性があります。

特に女の子の場合は、援助交際をしたり風俗に入ってしまうことも。

そして場合によっては裸姿を写真や動画に撮られ、ネット上でバラ撒かれ取り返しがつかなくなってしまう可能性があります。

家出中にお子様に取り返しがつかない出来事が起これば、お子様のその後の人生に大きな影響がでてしまいます。

心身に深い傷を負いトラウマを抱え生きていかなければならなくなります。

まずは、お子様を探し出し、あなたの愛情をたっぷりとお子様に注いでください。

 

大人の家出(失踪)の原因と自殺の危険性について

女性の家出(失踪)の原因は浮気や男性が関係している場合が多く、発見しても戻らないケースが多いです。

家を出て新しい生活を始めてしまい、以前の家庭には戻らないと決意を固めてしまう人が多いのが女性の特徴です。

できるだけ早く対処してください。

 

男性の家出(失踪)は、家出(失踪)の中でも最も深刻です。

男性が失踪するときは、自殺の可能性があります。

男性の家出(失踪)の原因は

• 家庭問題
• 仕事の問題
• 金銭的なトラブル
• 病気の悩み

男性が失踪するのは、自分の手に負えないと思ったとき。

意を決して家出(失踪)をします。

 

ほとんどの男性は会社に勤務していたり、自営業をしていたりしますよね。

収入源を捨てたのです。

 

失踪するのは、今の生活の全てを放棄するということ。

戻っても、以前の暮らしに簡単には戻れないのです。

それを覚悟した上で失踪しているので、自殺をする確率が高いのです。

 

平成27年の自殺者のうち約7割が男性です。

男性は誰にも相談せずに一人で悩みを抱え、ギリギリまで苦しみ耐えて万策尽き果てて失踪します。

男性が失踪したときは、死に場所を探していると考えて対処してください。

 

男女別・年齢別の自殺の原因と動機について

家出(失踪)と自殺の原因は必ずしも一致するわけではありませんが、参考にすると探し出す時のヒント、また行方不明者を発見したあとにどう対処していけばいいかを考えるきっかけになります。

平成27年中における自殺の状況から警察庁は統計をとっています。

この統計は遺書などの資料により、明らかに推定できる原因を一人につき3つまであげ、出した結果です。

表の分類は7つの問題に分かれています。

家出(失踪)した人が何か悩んでいることはなかったか、原因のチェックに使ってください。

健康問題
病気の悩み（身体の病気）	病気の悩み・影響（うつ病）
病気の悩み・影響（統合失調症）	病気の悩み・影響（アルコール依存症）
病気の悩み・影響（薬物乱用）	病気の悩み・影響（その他の精神疾患）
その他
家庭問題
親子関係の不和	夫婦関係の不和
その他家族関係の不和	家族の死亡
家族の将来悲観	家族からのしつけ・叱責
子育ての悩み	被虐待
介護・看病疲れ	その他
経済・生活問題
倒産	事業不振
失業	就職失敗
生活苦	負債（多重債務）
負債（連帯保証債務）	負債（その他）
勤務問題
仕事の失敗	職場の人間関係
職場環境の変化	仕事疲れ
その他
男女問題
結婚をめぐる悩み	失恋
不倫の悩み	その他交際をめぐる悩み
その他
学校問題
入試に関する悩み	その他進路に対する悩み
学業不振	教師と人間関係
いじめ	その他学友との不和
その他
その他
犯罪発覚等	犯罪被害
後追い	孤独感
近隣関係	その他

 

年齢や性別によって抱えている問題が違います。

男性と女性、そして年代による自殺の原因・動機をまとめました。

男性の年齢別の自殺の原因

 

女性の年齢別の自殺の原因

 

参考資料 : 平成27年内閣府自殺統計

家出した人が抱えた問題の予惻できましたか？

自殺の危険を感じたら、急いで対処してください。

一刻を争います！

できるだけ多くの人にに協力を仰いで探してください。

 

家出(失踪)と自殺について

今、なによりも考えなくてはいけないのは、いなくなった人の生命の危険です。

最悪の事態を想定してください。

行方不明者の自殺については統計がないので、警察庁の自殺統計を元にお話しします。

平成27年の自殺者は24,025人。そのうちの16,681人（69.4%）が男性です。

年齢では40歳代が16.9%、ついで50歳代、60歳代、70歳代の順になっています。

 

自殺統計を見て気になるのが自殺の場所です。（平成26年の自殺統計より）

平成26年の自殺者数は25,427人、うち男性17,386人（68.4%）女性8,041人（31.6%）です。

女性より男性の自殺が多いという結果が出ています。

 

自殺の場所別の状況では、約4割が自宅以外で自殺しています。

自宅で自殺しなかった人は、乗り物、高層ビル・海（湖）・河川・山などで命を絶っています。

女性の自殺の場所

女性の自殺の場所でも一番多いのは、自宅などの居住地です。

ついで高層ビル（4.7%）海（湖）・河川（6.1%）　乗物（2.8%）　鉄道路線（2.6%）の順でした。

平成26年の自殺した女性の8,041人うち約2,750人が自宅を出て死に場所を求め、自ら命を絶っているのです。

 

男性の自殺の場所

男性の自殺の場所で一番多いのは、自宅などの居住地（56.6%）です。

ついで、乗り物（8.3%）高層ビル（4.7%）山（4.5%）公園（3.7%）の順でした。

平成26年の自殺した男性の17,386人うち7,500人以上が自宅を出て死に場所を求め、自ら命を絶っているのです。

 

行方不明になった方が必ずしも自殺をするわけではありませんが、残された家族は事件や犯罪に巻き込まれる可能性を含め、行方不明になった方の生命の危険を真っ先に考えて行動してください。

行方不明になった方は、自殺をしようと死に場所を探して、なかなかいい死に場所が見つからない。するとあてもなく彷徨います。

家出してから時間が経つほど死に場所を求め移動距離が伸びるため、予想される行動範囲が広がり見つけにくくなります。

一刻も早く、多くの人の協力を得て探し出してください。

 

行方不明になってから、警察に行方不明届(旧:捜索願)を出しましたか？

（詳しくはこちらのページをごらんください→行方不明届(捜索願)の出し方と費用・見つかる確率と死亡率は?）

行方不明届(旧:捜索願)を出してから1週間が勝負です。発見される確率が高いのです。

その反面、家出から1週間の死亡率が約3.4%

一刻を争います。

家族、親族、知人の協力を得て全力で探してください！

 

人出が足りない。全力で探したい。

今できる最善を尽くしたいという方には、探偵に家出人調査を依頼することをお勧めします。

家出してスグなら、家出人の行動範囲が広がっていません。

短期間で発見できる可能性が高くなります。

警察に期待しても十分な捜査はしてくれません。

発見できる可能性が高いときに、プロの探偵を雇い全力で探し出してください。

 

探偵を雇うといっても一刻も争うときです。

探偵選びに時間をかけているヒマはありません。

今すぐ家出した人を探して欲しい！と思っときに選ぶ探偵の条件は決まっています。

• 即日対応できる人員が確保できる探偵事務所・興信所。
• 家出範囲の行動が広がっても十分な対応ができる探偵事務所・興信所。
• 家出・人探し調査の実績がある探偵事務所・興信所。

 

この条件を満たしてるのが以下の3社です。

 

24時間365日いつでも無料相談。そして当日調査も可能ですから、相談だけでもしてみてください！

 

家出調査に強い探偵社3選