探偵・興信所のできることは?
探偵・興信所といえば、私たちの問題を解決するための調査をしてくれるところと思われるのではないでしょうか。
探偵・興信所は、できる調査の依頼は受けますが、できない調査については受けません。
(興信所と名乗っているところも探偵と同じ探偵業法のもと調査をしています。)
とはいえ、未だできない調査も受けてしまう信頼できない探偵事務所・興信所も存在します。
するとのちのち大きなトラブルに発展することも。
調査を依頼する前に、できること・できないことを知って賢く探偵・興信所を利用してくださいね。
2007年に施行された探偵業法で探偵の調査は、聞き込み・尾行・張り込みの3つとそれらに類する方法と決められました。
探偵だからといって、警察のように特別な権利が与えられたわけではなく、調査の方法が法律により制限されました。
聞き込み・尾行・張り込みだけでは、調査ができない?
探偵は、聞き込み・尾行・張り込みを組み合わせ工夫し遠回りしても、しっかりと法律を守り結果を出します。
例えば、住所を知りたい相手への調査の場合は、尾行調査が基本になります。 住所を知りたい相手がマンションに住んでいる場合は、マンションの前までは尾行します。
しかし、部屋番号を特定するためにオートロックのマンション内に入り尾行してしまうと、不法侵入になってしまいます。
不法侵入は違法調査になり、法律で罰せられ5年間探偵業ができなくなってしまうので、まともな探偵はしません。
では、どうするかというと夜ならば外で張り込み部屋の明かりがつく部屋を確認する。
昼間ならば、名前がわかっていれば管理人さんに部屋番号を聞くなどと、探偵が培った技術を使い調査を進めていきます。
このように高い技術を持つ探偵ならば、法律をしっかり守り満足のいく調査結果を出せるのです。
探偵・興信所のできることまとめ
- 聞き込み
- 尾行
- 張り込み
探偵・興信所のできないことは?
探偵のできないことは、探偵業法で挙げられている聞き込み・尾行・張り込みの3つとそれらに類する方法以外です。
具体的な例をあげます。
- 別れさせ屋
- 別れさせ工作
- 縁切り屋
- 復縁工作
- 出会い工作
- 退職に追い込む等の工作行為
- 仕返し屋
- 復讐代行
- 殺人請負
- 犯罪歴データ調査
- 出入国等渡航歴確認
- 戸籍等公簿取得
- データ調査関係~電話番号から身元確認
- サラ金利用状況確認
- 銀行データ確認
- クレジット利用状況等の金融データ確認調査
- 発信機設置
- 盗聴盗撮請負
- ナンバープレーからの個人特定
- 電話番号や携帯番号からの個人の特定
- 預金口座・ローン残高の調査
- 出身地・出生に関する調査
- 盗聴・盗撮など法律的に違法と言われる調査
- 犯歴、戸籍謄本・住民票の入手
- ストーカー目的の違法な調査
- 差別に関する調査
- 個人情報の不正所得
などです。
例にあげた調査には法律的にグレーとされている調査もあります。
法律をしっかり守る大手探偵事務所・興信所は依頼を受けません。
しかし、法律的にグレーな調査の依頼を受けている探偵事務所・興信所が残念ながら未だ存在しています。
法律的に問題ある調査を依頼した場合、依頼者が責任をとらされることもあり、場合により犯罪者になってしまいます。
探偵・興信所を選ぶときは、違法調査をする探偵・興信所、法律的にグレーな調査をする探偵・興信所と避けることをお勧めします。
当サイトでは、違法調査をしない信頼できる探偵事務所・興信所をランキングにして紹介しています。
ぜひ探偵事務所・興信所選びの参考にしてください!